竜虎

一昨日TBSで放映してたドラマ「タイガー＆ドラゴン」は
面白かったねー。最初は連ドラだと思ってたんだけど
実は２時間ドラマだと途中で判明。あー騙された(勝手に)。
面白い話ができるようになりたいヤクザ(長瀬智也)が
借金の取立て相手である落語家(西田敏行)に
弟子入りしてしまうというお話なのさ。
宮藤官九郎の脚本はやっぱいいわ〜。期待を裏切らないもん。
売れた原作(小説とか漫画)付きのドラマや映画が多いなか
こうやって一から面白いものを作れるこの人は
今の脚本家の中では貴重な存在だろう。
クドカンファミリーとでも言えるお馴染みのスタッフや
キャスト(岡田准一、安部サダヲなど)が出てるから
安心して見れるし、サクサク話が進むのも心地よい。
現実と落語の世界をオーバーラップさせる手法にも感心。
うまく時代に乗ってるよね〜。若い人向けなんだろうけど
子供や年配の方でも十分楽しめたと思うし。
上辺だけ時代を取り入れた金八先生の脚本家とは大違い。
落語にあまり縁の無い俺たちの世代も、す〜っと入っていけて
２時間引き込まれて、終わった後は「落語見にいきてーなー」
と思わせてしまう、そんな良質なドラマでした。
できれば連ドラ化希望。ちょっと厳しいか。
タイガータイガーじれっタイガー！