仰天

先々週の大宮３人デート。
それは大いなるサプライズに満ちたデートだった。
めちゃうまい釜めし屋、休館だったプラネタリウム、
ボートがなかったボート公園、デート中に
こっそり買ったプレゼント、夕食時にようやく現れた第３の男。
心から楽しみ、驚き、酔っ払い、満足した俺たち。
さあ解散だ。各々、帰宅の電車に乗る。俺はkioと同じ帰り道。
鈍行だから１時間半ぐらいか。
「いやー楽しかったなー」
「ああ、やっぱ白ワインだめだ俺は。すぐ酔っ払う」
「相当歩き回ったし、マジで疲れた」
「着くまでちょっと寝るか」
「ぐー……」
「ぐー……」
「……………」
「…………………」
「おい！起きろ！」
あ？着いた？早いねー。
え？なに？この見慣れないホーム……って！
マジかよ！寝過ごした！ここにきて最終サプライズ！！
３つも先の駅だし！人生初だよ、ちきしょう！
というわけで帰り掛けの２次会で使うはずだった飲み代は
あわれタクシー代になってしまいましたとさ。
心の底からへこんだ、ちきしょう。