餓狼

昨日の続き。
シヴァの家に着くなり、すぐさま再飲み。俺もう飲めないのに。
久々の再会で盛り上がりカラオケでも行くか？となったが
「隣りで寝てる奥さんのナオミンと息子のユキスケに悪いから」
と拒否られる！ムキー！！
だったら言うことは一つ。
「表でろ！勝負だ！」
家の前の公園で総合ルールによるマジバトル。餓狼伝みたいだ。
暗闇の中、街灯の光を頼りにじりじりと間合いを詰め
互いの制空圏が触れた刹那に跳びかかる。
拳。
拳。
足。
跳。
肘。
捌。
流。　　　　　　　　　　(夢枕獏先生ごめんなさい。)
下が土だった為、打撃中心になったけど真剣勝負。
ベロベロに酔ってても真剣勝負。
俺は右利きなのにサウスポーの構えという変則的な
ファイトスタイルなので、百戦錬磨のシヴァもさすがに戸惑う。
けん制気味のパンチに相手の接近を防ぐキック、
そして素早いタックル。攻撃より防御を優先したこのスタイルが
やはり自分には合っている。
事実クリーンヒットは一発ももらわなかったし。
結果は決着がつかず引き分け。今回は見逃してやる。
つーか早く帰らないと近所の人に通報されかねないし。
再び家で飲みながら爆笑DVD見てたらお互い知らぬ間にダウン。
目を覚ました時には、もう正午近く。日がまぶしい！
さらに続きはまた明日。